色々な抗真菌薬

抗真菌薬が小水疱型水虫に効果がある理由とは

気温が高くなると水虫の症状に悩む人が増加してきます。水虫は足だけでなく手や頭、股間、体全体に症状が出ることがありますが、特に多いのが足の裏や指の間、爪です。足の水虫は医学用語では足白癬、爪の水虫は爪白癬と呼ばれています。水虫はカビの1種である白癬菌が皮膚内に寄生して起きる症状なので足白癬と呼ばれているのです。皮膚の角質層や爪には、ケラチンというたんぱく質が含まれています。白癬菌は、ケラチンをたんぱく質を栄養源にしているので、皮膚や爪に寄生し繁殖していきます。水虫になると痒いのは、白癬菌がケラチンを分解する時に出る酵素が原因です。足の水虫で痒みが強いのは、土踏まずや足の側面に2mm程度の小水疱ができるタイプです。小水疱型の水虫には、抗真菌薬が効果的です。抗真菌薬には、カビの合成を抑制する効果があり、白癬菌の増殖を抑えることが出来るのです。抗真菌薬には、クリームタイプの外用薬や飲み薬があります。小水疱型の水虫には、クリームタイプの外用薬が効果があります。小水疱だけでなく足全体に薬を塗るようにしましょう。2週間から1か月程度、治療を続けると症状が治まってきます。小水疱が小さくなり、次第に乾燥して皮が剥けてきます。痒みが治まったり、小水疱が無くなっても直ぐに治療を止めずに薬を塗るようにしましょう。お風呂上りや足を丁寧に洗って乾かしたあとに抗真菌薬を塗ると効果的です。症状が治まるまで、バスマットの共有は止めましょう。剥がれ落ちた皮膚の角質に白癬菌が付いているので、家族に感染する可能性があるからです。小水疱に抗真菌薬を塗っても効果がない時は、他の病気の可能性がありますので、病院で診察してもらうことをお勧めします。