色々な抗真菌薬

マラソンでの水虫などのトンズランス感染症は抗真菌薬

抗真菌薬は真菌(カビ)の殺菌が出来る薬のことで、足の水虫に付ける薬や、カンジダ症の治療に用いる軟膏やクリームなどがこの種類となります。
水虫はよく知られている皮膚病ですが、その原因菌が白癬菌というカビの一種であることは意外と知らない人が多いのではないでしょうか。
白癬菌は高温多湿の環境を好むと言われており、長時間靴を履いて歩くセールスマンなどの職業の人や、マラソンランナーなどは靴の中で足がむれるので水虫に特に注意するべきだとされています。
水虫にならないための予防対策としては、通気性の良い靴を履いて湿気が靴にこもらないようにすることや、水虫にかかっている人の皮膚から落ちた白癬菌に感染しないように、銭湯やプール、フィットネスクラブなどへ行った後は足をよく洗って清潔にすることなどが挙げられます。
しかし、注意していても水虫に感染してしまった時には、皮膚科を受診して抗真菌薬を処方してもらうと治療効果が期待出来るので、恥ずかしいと思わずに医師に相談するのが良いでしょう。
ところで、トンズランス感染症は、白癬菌の一種にあたるトリコフィトン・トンズランス菌が体や頭に感染して症状が出る病気です。
この病気は柔道やレスリングといった格闘技系のスポーツをしている人たちの間で広まりやすい特徴があり、トンズランス感染症にかかっている人と肌をこすり合わせただけで赤い湿疹が広がるなど、普通の白癬菌よりも感染しやすいのが怖い所です。
トンズランス感染症の治療に使う抗真菌薬には、塗り薬や飲み薬があり、抗真菌薬の成分が配合されたシャンプーも治療や予防に効果的とされています。
格闘技をしている人がかかりやすいトンズランス感染症も、マラソンをやっている人に多い水虫も、完治を目指すには根気良く治療を続けることが大切なので、もしも自分にトンズランス感染症や水虫のような症状が出ていたら、まずは皮膚科で検査を受けるのがおすすめです。